探偵に浮気調査を依頼する際に知っておくべきこと

探偵の張り込みにはリスクが多い

素行調査において探偵がリスクが高いと感じるのは尾行中でしょうか?

尾行が察知されるというようなリスクが生じることは既に対象者がかなり警戒しているか調査も知らない新人探偵か探偵としての資質のない人が調査を実施した結果でしょう。

通常、プロの探偵が尾行して気付かれるなんてことはありません。

尾行中における最大のリスクである見逃してしまう、見失ってしまうというケースはプロの探偵でも絶対にないとは言いきれません。

不可抗力が働いた場面や特殊な状況に陥った際には見逃してしまったり見失った経験はどんなベテラン探偵でも何度かあるはずです。

例えば突然にタクシーや迎えの車に乗られてしまったり、電車やエレベーターに駆け込みされてしまったり、予約券のあるイベント施設や乗り物に入られたりしたケースなど様々なケースです。

ところで尾行調査に付きものの張り込みについては待っているだけと簡単と思われがちですが意外にも多くのリスクがあるのです。

まず調査対象者の居住先が住宅密集地であった場合、居住先宅出入口が視認できる位置で張り込まなければなりません。

素行調査には対象者が外出するのを待っているばかりとは限りません。

調査にはその対象者宅に誰が来るかを監視していなければならないケースもあるのです。

最近では地域の防犯意識も高まり、長時間張り込んでいると不審人物として警察に通報されることも多くなってきています。

探偵という職業であれば張り込んでいても何も違法性はありませんが駆けつけてきた警察官にしてみると通報された以上、そのまま放置しておくことはできず、張り込み場所を移動して欲しい旨を伝えてきます。

警察とのこんなやり取りをしている最中に対象者が出て来られても困ります。

また通報されなかったとしても不審がられたり、パートナーとの連絡にもかなり気を遣わなければなりません。

真冬や真夏ですと窓を閉めている家も多いのですが春や秋ですと窓を開けている近隣も多く、探偵の声が聞かれたり、動作音が耳に付く場合もあります。

その連絡会話から対象者が近隣に特定されてしまう可能性も考えなくてはならないのです。

対象者宅がマンションなどの集合住宅であった場合も同様のリスクが発生します。

玄関口や裏口などの視認できる位置が限られ、もしマンションの敷地内で張り込んでしまうと家宅侵入罪が適用されてしまいます。

この家宅侵入はオートロック式のマンションばかりとは限らず、一般的なビルや団地などの集合住宅に当てはまります。

これは内偵と言われる聞き込み調査でも同様でマンション内に無断で立ち入った場合、実際に逮捕された探偵も存在しています。

勤務先から開始する場合なども同様です。

勤務先と一概に言っても小さな店舗から大きな高層オフィスビル、広大な敷地を持つ工場や研究施設など様々です。

しかも勤務先の状況においては対象者の同僚などに張り込みを気付かれるリスクも生じます。

何故か見かけない人が出入口を見張っていると感じ、注意深く見ていると同僚を尾行していったとなると対象者に電話を入れたり、翌日に「変な人がつけていった」などと教えたりする人もいます。

勤務先などでは同僚の目なども気配りしないといけません。

典型的なのが警察官の素行調査です。

警察官といえども人の子です。

不倫や浮気をする人も中にはおり、実際に配偶者からの依頼で実際に何人かの警察官や警察事務官などを不倫調査で尾行したことがありますが警察署を張り込むというのはけっこうリスクが高いのです。

こういった場合、警察署と隣接している店舗や会社などの人物を対象者と想定し職務質問された際には偽装依頼で張り込みを続けるのです。

同様に警察署近くの勤務先や住居を張り込む際もリスクが高くなりますが生活安全課などに最初に張り込みを伝えておく場合もあります。

同様に政財界の要人や大使館など警備対象住居や施設周辺での張り込みもリスクが高くなります。

警察官の立ち番から巡回などに目に付くとすぐさま職務質問されてしまいます。

正直、張り込みの際の警察官による職務質問には閉口している探偵も多いはずです。

警察官も仕事でしょうが探偵も仕事なのです。

また違った角度から言わせて貰うと東京の繁華街などには暴力団や詐欺集団の事務所やカジノバー、違法性のある店舗やその事務所などが多く存在する場所があります。

このような場所での張り込みもリスクが生じます。

張り込んでいる探偵を探偵とは誰も思わず、最初は警察関係者かと警戒してきます。

中には訪ねてくる人もいます。

警察関係者でないと思うと対応が一転、嫌がらせをしてきたり、「こんなところいるな」と恫喝してきたりと邪魔する行為をしてきて、張り込みの基本である「目立たず」という状況もできなくなってしまいます。

上記のように探偵の張り込みにはけっこうリスクも生じ、如何に調査対象者ばかりでなく周辺近隣などに対しても目立たずに張り込みができるかにかかってくるのです。

いろいろなリスクが生じた時こそ探偵の経験が役に立つもので場数を踏んだ探偵は現場での危機管理も身につけているのです。